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スキンケアの歴史

今はたくさんのスキンケアコスメがありますが、昔の人はどのようにスキンケアを行っていたのでしょうか。
そもそもスキンケアという概念はあったのでしょうか?

昔の人もおしろいなどをつけてメイクをしていましたので、スキンケアももちろん行っていました。
しかし、今のようにコスメが売られていたということではなく、自宅にある自然の原料を使ってのケアが主流だったのだそうです。
例えば米ぬか。
今は米ぬか石鹸などに加工されていますが、当時は米ぬかを顔につけたり、気になる部分をパックするなどして美白効果を得ていました。
今もぬか床をかき混ぜると、手がしっとりすべすべになりますので、米ぬかの効果の高さが伺いしれます。

そのほか、うぐいすの糞をスキンケアアイテムとして活用していた話も知られています。
うぐいすの糞は今でもコスメとして販売されていますが、やはり使いやすいように加工されているようです。
ちなみにうぐいすの糞には酵素がたくさん含まれていて、その酵素が美肌に導いてくれるということなのだそうですが、最初に使った方はどんなきっかけで利用するようになったのかが気になりますね。

そのほか、こちらも今でもあるヘチマ水を使ってケアをするという方もたくさんんいらっしゃったようです。
ヘチマ水=化粧水という認識ですが、当時の日本は化粧水を保湿アイテムとして使用していたのではなく、メイク用のおしろいを溶かす粉として使用されていました。

その後、メイクアップアイテムがどんどん発達していき、水でおしろいを溶かすという文化がなくなっていったようですが、化粧水をつける文化は残ったようです。
つけたおしろいのクレンジングは、水で溶いたものでつけるのですから、水でも十分に落ちましたので、今のようなクレンジングは存在しませんでした。

確かに海外では化粧水を使わないスキンケアラインが多く、化粧水をつけるというスキンケアは日本独自のものなのかな、という気持ちにさせられます。
けれど、化粧水をたっぷりとつけると肌のうるおいが戻ってきますので、今では化粧水を使わないスキンケアは考えられないという方も多いです。

昔は今と違って飽食の時代ではなく、タンパク質を食べるのはごくまれで、ほとんど野菜でつくられた和食をいただく食生活でしたので、きっと大きな肌のトラブルというのは少なかったのではないかと推測します。
そのため、こうした天然の原料を使ったシンプルなスキンケアでも、十分な効果を発揮したのではないでしょうか。