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理美容の歴史

理容師と美容師、どちらの歴史が古いかというと、最初は同じくくりだったので、歴史は一緒ということになります。
ただ、1957年に理容師法から美容師法が独立したということですので、厳密に考えると理容師のほうが歴史が古いということもいえるかもしれません。

昔はご存知のように、女性は結髪にしていましたし、男性はちょんまげを結っていましたので、今のような理美容は存在しませんでした。
その後、明治4年に「断髪令」が施行されたところから、理容の歴史が始まります。
しかし、ちょんまげを結うにもあの特殊な髪型に整える人がいたわけですから、江戸時だにも理容師は存在していたことになります。
当時理容師的な役割をしていた人は、「髪結い」と呼ばれていました。

明治のころになると、海外からもたくさんの人が日本にやってくるようになり、理容業界も外国人の髪型に大きな影響を受けていきます。
また、美容要素の高いカットなどもどんどん浸透して行きましたので、理容法と美容法が分かれる前から、美容学校などは存在し、髪に関するさまざまなことを学べるシステムがありました。
このころから美容学校の数は劇的に増えていきます。

理容法と美容法が分かれたとき、美容法はカットやパーマ、メイクなどで容姿を美しくすることと定められました。
理容法との大きな違いは、顔剃りをすることができない、カミソリを使えないという点です。
今も理容師はカミソリを使いますが、美容師はカミソリを使いません。

しかし、美容師は理容師にはできない巧みなハサミ使いでさまざまなカットをし、新しいヘアスタイルを生み出していきます。
理容師と比べると、美容師の表現できる範囲は非常に大きく、現在では男性も理容室ではなく美容室に行くという人が増えているようです。

ちなみに、理容師と美容師は、カミソリの使用可否以外に学び方にも違いがあります。
美容師はワインディングなどから学習を進めていき、ハサミを使ったカットは一番最後に学びます。
逆に理容師は、ハサミを使うのが早いのです。
なので、美容師がハサミを使えないというと、理容師からすると不思議に思うことがあるようですが、ハサミが早いからといって、学習のレベルが違うということではありません。

今後は理容法と美容法が合併するかもしれないという噂があったり、今後も理美容においてはさまざまな歴史が刻まれていくことでしょう。
こうした歴史をたどりながら施術を受けるというのも楽しいものですね。