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ダイエットの歴史

美容の歴史というと古代エジプト時代までさかのぼり、かなり古くから美容を意識していたことが知られていますが、ダイエットの歴史というのは意外にもあまり古くないようです。

古代から江戸時代を含め、昔は今のように贅沢な食材というものはほとんどなかったので、肥満になる人が少なかったということが大きな原因ではないかと思われます。
もちろん当時も贅沢品だといわれる食材はたくさんあったかと思いますが、今のような霜降り牛のステーキや、フォアグラの○○仕立て、みたいな料理は、大昔にはなかったでしょうね。

日本でダイエットが意識されはじめたのは、1953年以降だといわれています。
高度成長期に合わせて食生活が充実してきたこともあり、国が豊かになってきたことによって食事も豊かになりました。
そして、今まで好きなものを十分に食べられなかった人たちは、ここぞとばかりに暴飲暴食をするようになり、あっという間に肥満体の人が増えていったのです。

その後、ダイエット方法として活用されたのが「サウナ」。
サウナは汗をかくことで新陳代謝を高め、脂肪の燃焼を促進すると考えられていましたので、肥満体の人は頻繁にサウナにでかけて汗をかいていました。
しかし、汗をかいたらビールで水分補給、ということを繰り返している人がほとんどだったので、ちゃんと痩せられた人は少なかったようです。

その後はファッションの流行が露出度の高いものになっていったこともあってか、女性もダイエットにどんどん参入していきます。
このときも、さまざまなダイエット食品や「痩せ薬」というものがたくさん販売され、過剰なダイエットブームにが沸き起こりました。
また自宅で行える健康器具の開発も盛んで、誰もが一度は目にしたことがある「ぶら下がり健康器」などのフィットネスアイテムが爆発的に売れました。

1980年代はダンスでシェイプアップしたり、過度な食事制限でダイエットをする時代にシフトしていきます。
リンゴダイエットやこんにゃくダイエットなどの、単品ダイエットが流行りだしたのもこの頃。
けれど、今でもこれらの単品ダイエットを試す人が後を絶たないので、こうしたダイエット方法は未だに伝説として語り継がれているのかもしれません。

今は健康的に痩せることをモットーとしたダイエットが主流です。
3度の食事はきちんと食べて、たくさんの食材を少しずついただき、栄養バランスを取りながら適度な運動を続けて減量していく。
これはダイエットの王道です。
また単品ダイエットにシフトしてくことなく、こうしたダイエットを方法が永遠に語り継がれていくとよいですね。